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ライズのヒートマップ解析

ヒートマップ解析とは

ヒートマップとは、ユーザーの行動を色分けして表示するデータ可視化手法の一つです。主に熟読エリア可視化、終了エリア可視化、クリック位置可視化の三つの機能があり、それぞれどこがよく読まれているか、どこまで読まれてどこで離脱しているのか、どこをクリックしているのかが分かるようになっています。株式会社ライズでも、代表・栗林卓也氏が早くから取り入れ、高い分析力と応用力に裏付けされた高度なヒートマップ作成をサイト制作に生かしています。

ヒートマップ解析の仕組み

ヒートマップ解析は、膨大なデータを扱う金融市場で使用されたのが始まりでした。その有用性から現在はウェブマーケティングや遺伝子解析、統計など幅広い分野で用いられています。マップを作成するには、まずウェブサイトのエリアを分割し、データの数値の強弱で色をつけていきます。例えば下図ではある数値について、赤:75~100%、オレンジ:50~75%、黄色:25~50%、緑:0~25%、水色:-25~0%、青:-50~-25%のように色分けされ、どこに注目されていてどこに目線が行っていないかを明確にできます。活用の方法としては、

アテンションマップ

滞在時間を色分けし熟読箇所が分析できるので、ユーザーの真の興味・関心を把握できます。読ませたいにも関わらず読まれていない部分や反対に意図せず熟読されている部分などを元に、サイトのコンテンツ改良を行っていきます。

スクロールマップ

どこまでスクロールしどこで離脱したかを色分けすることによって、優先順位などからどのコンテンツをどこに配置すべきかの改善が容易になります。あまり見られない箇所を後回しにするなど効率化も可能です。

クリックマップ

同一リンクを複数箇所に配置した場合など、どこのリンクが何%クリックされているかが分かるので、どこで関心が高まったかが把握できます。またリンクでない部分のクリックミスなども数値化され、よりユーザー目線のコンテンツ改良に繋がります。

このように多角的な効率化ができるため、ヒートマップ解析はサイト制作において不可欠な技術だと言えますが、栗林卓也氏は、「ヒートマップのみでは行動結果のみでユーザー心理までは分からないこと、ピンポイントの分析しかできないこと、正確なデータを出すにはPV数が多い必要があることなどが弱点だ」と話します。

ヒートマップ解析の有効活用

株式会社ライズではヒートマップという行動データを元に多方面から解析し、ユーザー心理の数値化、複数ページの複合データ化、蓄積された情報によるデータ補正などでそうしたデメリットをカバーしています。